夏頃から国内のメディアやブログでも、ZwiftのiOS版について色々と情報が掲載されていますが、いよいよベータ版のテスター募集も開始されました!
既にローラー台を所有していたとしても、これまでだとPCやMacを使用しないとZwiftを利用できなかったり、それ以外にもANT+ドングルが必要だったり、見やすくするためには外部モニター環境を接続して使ったりと、初期ハードルが少し高かったので、Zwift導入を躊躇っていた人も多いかと思います。
でももう直ぐリリース予定のiOS版Zwiftであれば、PCやMacを使わなくても、iPhoneやiPad(iPodでも!?)があれば導入できちゃう環境ができます。iOS機器を所有している人は、この機会にZwiftを始めてみるのもいいでしょう。
ただ日本国内の環境では、集合住宅に住んでいる場合はローラー台の騒音対策の方がハードルが高いかも知れませんが・・・。
ところで、これまで国内サイトで触れられているiOS版Zwiftの情報では、サポートされるiOS機器のスペックについての詳細があまり触れられていることが少ないようなのでここで補足情報を・・・。
残念ながらiOS搭載機種ならなんでもいいわけではないみたいです。特に気をつけたいのは、所有しているiOS機種のチップがどの世代のものなのか。
今回開発されているiOS版Zwiftは、搭載されているチップがA7以降の機種のみサポートされます。
具体的にはiPhoneならiPhone6以降、iPadはiPad Air以降、iPad miniはiPad mini 2以降、そして実は第6世代のiPodが対象です。iPad Proは全て!
あと注意する必要があるのは、センサー類は基本的にBluetooth対応である必要があります。PCやMac版のZwiftでANT+対応のセンサーを使っている人は、新たにBluetooth対応のものを入手するか、ANT+ to Bluetooth Bridge機能のあるものを使って、ANT+の信号をBluetooth信号に変換する必要があります。一部のWahoo製サイクルコンピューターや、世界最軽量と最高精度を謳っているパワーメーターで知られる4iii(日本国内ではまだ見かけたことがありません・・・)からリリースされている心拍センサー「Viiiiva Heart Rate Monitor」とかにANT+ to Bluetooth Bridge機能が搭載されているので、ANT+のセンサーをそのまま流用したい人には便利かも知れません。「Viiiiva Heart Rate Monitor」を発注するついでに4iiiiのパワーメーターも試してみようかな・・・。
https://4iiii-innovations.myshopify.com/collections/heart-rate-monitors/products/viiiiva
自家発電式のローラー台にiOS版Zwiftの組み合わせですと、こんな外出先でも気軽に(?!) Zwiftできちゃうなんて、便利な世の中になったものですね。